2024-01-01から1年間の記事一覧
2024年を振り返ったとき、どんな年だったかと考えると、子供のための1年だったなと思う。上の子はもうすぐ3歳になろうというのになぜ、というところもあろうが、子供が一人から二人になったことが大きい。一人と二人でここまで生活が変わるとは思っていなか…
本日の話題はちょっとセンシティブ(かもしれない)な話題。「象徴天皇の実像 『昭和天皇拝謁記を読む』」という本を読んだ。 象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む (岩波新書) 作者:原 武史 岩波書店 Amazon 私も昭和生まれであるから、昭和天皇のこと…
Misreading Chat にて Google Standard SQL のパイプ演算子の論文が紹介されていた。 misreading.chat 論文でSQLの問題として指摘されている点は構文の書き順と評価順が違うと言う点で、そのこ自体は誰しも同意すると思うけれど、パイプ演算子を持ち込むべき…
最近、絶賛子育て中ということもありまったくプライベートな時間がとれない。こんなときにはYoutubeやPodcastなどの音声メディアが重宝する。子供の寝かしつけやちょっとした待ち時間でも聞くことができるのが大きい。 ここしばらくは「いのほた言語学チャン…
JavaScript ではデファクトスタンダードとなっていた es-lint からフォーマット機能が削除されたり設定ファイルの形式が変更になったり*1と個人的にストレスに感じることが多くなってきたので、自分のプロジェクトについては順次 Biome に移行している。 bio…
クラウドの登場で冗長化が当たり前の現代にあってもデータベースに関しては多くの制約がある。 データは整合性の取れた状態で更新する必要があり完全な分散処理が難しい 扱うデータ量は年々増加しており、そのデータ量を処理できるようスケールさせる必要が…
クラウド全盛の昨今、ひときわ異彩を放つのが Cloudflare だ。元々が CDN 事業者であることもあり、各クラウド事業者と競合するのではなく、各クラウド事業者の苦手とするところを補完する存在であったが、今ではむしろ機能的に他社を侵食している状況にある…
先日、植田総裁が金利を引き上げたことで株式市場が大混乱に陥った。金融政策は株式市場や株式市場を見て金利操作しているわけではないのだから、直接的に植田総裁に非があるとは言うつもりないけれども、株式市場がそのニュースによる反応を示していると考…
つい最近まで世界史まったくわからない人だったのだが、さすがに7冊読むとそれなりに流れが見えてくる。読んだ本は次の通り。 新もういちど読む山川世界史 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 「民族」で読み解く世界史 イスラームから見た「世界史…
Rails 方面で 37signals が開発した Solid Cache の話が出ていて、読んだらなかなか興味深い話だったのでいろいろ調べていた。 キャッシュには通常 Redis や Memcache のような高速なメモリストアが使われる とはいえ、メモリは高価だし、実際調べてみるとキ…
細々と SQL の Parser を作っているのだけど、よく考えたらそもそも各エンジン、SQLのパースどうやってるんだっけ、と思って調べたメモ。多少独自拡張はあるものの基本的には yacc ベースなようだ。だったら最初からこっちをベースにすればよかったのでは感…
ここ最近、世界史づいているのだけど、明らかに思うのは初手の学習で「ヨーロッパ中心史観からの脱却」は間違っているだろうということだ。 もちろん、これはヨーロッパ中心史観が良いと言っているわけではない。単純な話、世界史は時系列、地域、宗教、文化…
先日、Mrs. GREEN APPLEのコロンブスという曲のPVが炎上するという騒動があった。コロンブスなど白人に扮した歌手が猿に知識を授けるという内容だそうで、まぁ、それは炎上するわな、と思うけれども今回のエントリでその話をしたいわけではない。 最近、世界…
ニコニコ動画がサイバー攻撃を受けサイトがダウンした状態が続いていることは知っていたが、公開された経緯を見てぞっとした。 これが日本の伝統的企業で起こったとかなら話は別なのだが、社内につよつよエンジニアを抱えるドワンゴで発生してしまった。ドワ…
多くのITエンジニアにとって転機になるかもしれないビッグウェーブが来ている。もちろんAIである。多くの人が ChatGPT や GitHub Copilot をすでに使っているのは事実だとは思うが、一方で本当にアプリケーション開発に役に立っているのかというと使い勝手の…
日本史がある程度わかるようになってきたしと世界史に手を出したのが運の尽き。 日本史同様、まずは教科書でしょうと「新 もういちど読む 山川世界史」を読み始めたのだけど世界史はあからさまに難易度が高い。単純に覚えなければいけないことが多いだけでな…
いまさら感に溢れた話題だとは理解している。 大学時代は工学系の学部だったので固有値、固有ベクトルは習ったし、思い出せば計算はできる。できはするけど、固有値、固有ベクトルとはいったい何なのか、と言われるとさっぱり説明できない。 どうせ使わない…
「最低限必要な日本史の知識を考えてみた」でも書いたけれど、歴史教科書やいわゆる教養書、いずれも細かすぎるという不満がある。私のようにそこまで歴史に詳しくなりたいと思っていない人間にとっては内容が過剰すぎるのだ。 知識には「知らない」と「知っ…
「統計学とは何か、そしてベイズ統計学の話」に反論があまり寄せられなかったので調子に乗って、今度は(古典的な)統計モデルの話(ただ、だいぶ理解の怪しい話なので間違いがあれば教えてほしい)。 現実の世界では単なる加減算だけでなく2乗や 3 乗ある…
「歴史を学び直した話」の続きと言えば続き。 まだ、子供は2歳にもならないのですぐにどうこうするわけではないけれど、ある程度ものごころがついてきたら日本で生活する上で最低限困らない程度の歴史の知識は教えてあげたい。 以前書いた通り、私は歴史にと…
いやまぁ、どこまで本気かと言う話はあると思うんですが。 しかし、Node.js のサポート期間30カ月は短すぎる。大規模基幹系システムとかだと開発にテストだけでも1年くらいやっていることがあるので、リリースするまでの間にサポート期間が終わっちゃってす…
最近、統計学にはそれなり詳しくなってきたと思う一方、統計学と機械学習は本質的に何が違うのか、という基本的なところでずっともやもやを抱えていた。統計学にもノンパラメトリックなものはあるし、統計学も広い意味では機械学習のひとつと言えなくもない…
ここ数年、私が担当しているプロジェクトは Nuxt で構築することが多いだが、なかなか同じように考える人が広がっていかない。この過程で必要になったライブラリも公開しているのだが、なかなか利用も伸びていない。 JTC-utils vue-hisotry-state というわけ…
先日紹介したルメルト「戦略の要諦」の前著「良い戦略、悪い戦略」の中にいわゆる「引き寄せの法則」の歴史について書かれていたので紹介したい。 良い戦略、悪い戦略 (日本経済新聞出版) 作者:リチャード・P・ルメルト 日経BP Amazon 長いが「引き寄せの法…
ベイジアンサイドでは p 値に代わるものとしてベイズファクターが推されている。ベイズファクターは、2つのモデルの尤度比から算出される値だ。 p 値の問題点はいろいろあるが、実務的にはデータの追加ができないというところが大きい。ベイズ統計学を使う…
リチャード・P・ルメルト「戦略の要諦」という本を読んだ。書名の通り、戦略について書かれた本ではあるのだけれど、経営者よりもむしろPMやPdMにとって有用なリーダー論になっているのが面白い。あまりに面白かったので前著の「良い戦略、悪い戦略」まで読…
細々と統計学を調べ続けているが、最近ようやく統計学というものが何なのか、おぼろげながらわかるようになってきた(なお、統計学ができるようになってきたわけではない) 統計学を知る前の自分と今の自分をくらべたとき、間違いなく違うのは統計学に対する…
たまたま見かけて買った本だったけど、おそらくこれはすごい本だ。マーケティングについては門外漢なので、間違ったことを言っている可能性もあるが、「21世紀におけるマーケティングの教科書」と呼んでも差し支えない内容だと感じる。 戦略ごっこ―マーケテ…
なんと2人目が産まれた。今度は男の子である。 子供は2人欲しかったので、これは大変喜ばしいことである。夫婦2人に子供2人、合わせて4人。これで4人プレイのボードゲームができる。3人用のルールもあるにはあるのだけど、4人プレイ前提をむりやり3人用に変…
「自己啓発の教科書」は、その名前に反し、様々な自己啓発書を分類し整理した本だ。 自己啓発の教科書 禁欲主義からアドラー、引き寄せの法則まで 作者:アナ・カタリーナ・シャフナー 日経ナショナル ジオグラフィック Amazon 原書は「The art of Self-Impro…