2024-01-01から1年間の記事一覧
「統計学とは何か、そしてベイズ統計学の話」に反論があまり寄せられなかったので調子に乗って、今度は(古典的な)統計モデルの話(ただ、だいぶ理解の怪しい話なので間違いがあれば教えてほしい)。 現実の世界では単なる加減算だけでなく2乗や 3 乗ある…
「歴史を学び直した話」の続きと言えば続き。 まだ、子供は2歳にもならないのですぐにどうこうするわけではないけれど、ある程度ものごころがついてきたら日本で生活する上で最低限困らない程度の歴史の知識は教えてあげたい。 以前書いた通り、私は歴史にと…
いやまぁ、どこまで本気かと言う話はあると思うんですが。 しかし、Node.js のサポート期間30カ月は短すぎる。大規模基幹系システムとかだと開発にテストだけでも1年くらいやっていることがあるので、リリースするまでの間にサポート期間が終わっちゃってす…
最近、統計学にはそれなり詳しくなってきたと思う一方、統計学と機械学習は本質的に何が違うのか、という基本的なところでずっともやもやを抱えていた。統計学にもノンパラメトリックなものはあるし、統計学も広い意味では機械学習のひとつと言えなくもない…
ここ数年、私が担当しているプロジェクトは Nuxt で構築することが多いだが、なかなか同じように考える人が広がっていかない。この過程で必要になったライブラリも公開しているのだが、なかなか利用も伸びていない。 JTC-utils vue-hisotry-state というわけ…
先日紹介したルメルト「戦略の要諦」の前著「良い戦略、悪い戦略」の中にいわゆる「引き寄せの法則」の歴史について書かれていたので紹介したい。 良い戦略、悪い戦略 (日本経済新聞出版) 作者:リチャード・P・ルメルト 日経BP Amazon 長いが「引き寄せの法…
ベイジアンサイドでは p 値に代わるものとしてベイズファクターが推されている。ベイズファクターは、2つのモデルの尤度比から算出される値だ。 p 値の問題点はいろいろあるが、実務的にはデータの追加ができないというところが大きい。ベイズ統計学を使う…
リチャード・P・ルメルト「戦略の要諦」という本を読んだ。書名の通り、戦略について書かれた本ではあるのだけれど、経営者よりもむしろPMやPdMにとって有用なリーダー論になっているのが面白い。あまりに面白かったので前著の「良い戦略、悪い戦略」まで読…
細々と統計学を調べ続けているが、最近ようやく統計学というものが何なのか、おぼろげながらわかるようになってきた(なお、統計学ができるようになってきたわけではない) 統計学を知る前の自分と今の自分をくらべたとき、間違いなく違うのは統計学に対する…
たまたま見かけて買った本だったけど、おそらくこれはすごい本だ。マーケティングについては門外漢なので、間違ったことを言っている可能性もあるが、「21世紀におけるマーケティングの教科書」と呼んでも差し支えない内容だと感じる。 戦略ごっこ―マーケテ…
なんと2人目が産まれた。今度は男の子である。 子供は2人欲しかったので、これは大変喜ばしいことである。夫婦2人に子供2人、合わせて4人。これで4人プレイのボードゲームができる。3人用のルールもあるにはあるのだけど、4人プレイ前提をむりやり3人用に変…
「自己啓発の教科書」は、その名前に反し、様々な自己啓発書を分類し整理した本だ。 自己啓発の教科書 禁欲主義からアドラー、引き寄せの法則まで 作者:アナ・カタリーナ・シャフナー 日経ナショナル ジオグラフィック Amazon 原書は「The art of Self-Impro…
歴史に苦手意識があるわけではないのだけど、まったく縁がない人生だった。理系に進む多くの人がそうだと思うが高校で地理を専攻すると高校でまじめに歴史を学ぶ必要がない。高校でも授業はあったはずだけれど、中学校の知識(しかも不完全)で止まっている…