開発
以前、調べて書き溜めたままになっていた文章なのだけど、腐ってしまいそうだったので公開してみました。 システム開発関連のことって、理系の人も多いはずなんだけど、結構、嘘や間違った記述が多くて困ってしまう。上記の記事では、ウォーターフォールモデ…
当初は2週間くらいでさくっと作る予定だったけど、気付いてみれば早3カ月。ようやく公開できる状態になりました。 ここまで時間がかかったのは、技術的課題というよりは、子育て真っ最中でプライベートな時間がほとんど取れなかったことが一番の理由です。…
過去、幾度となくIPAの資料に基づき工数見積りを計算するためのエントリを書いた。 hidekatsu-izuno.hatenablog.com 最後のエントリを書いてからしばらくが経ち「ソフトウェア開発データ白書2018-2019」が出ていたのも知っていたけど、前回の分析データで概…
工数の分析にあたり、画面、帳票、バッチの重み付けをシステマティックに行いたいという積年の課題があり、単純に考えると重回帰分析を行えばという話なのだけど、実際にやってみるとまったく予想外の結果がでる。 df= pd.read_csv('./IPA_2014-2019.csv') m…
仕事で Nuxt.js を使っている。戻るボタンの扱いについて聞かれたので調べてみたところ、これが予想外に難しい。 戻るボタン対応は、Struts を代表とするポストバック系のフレームワークでも鬼門だったけれど、SPAの時代になってもあいかわらず鬼門のようだ。…
JEF4J を久々に更新した。 以前、「JEF4J をリリースしてみた。あるいは、メインフレームの文字コードの話。」というエントリを書いたが、その時点では JEF の最終仕様が掲載されている「FACOM JEF 文字コード索引辞書 (1987年/第三版)」が手に入らなかった…
11/30 の発表で、AWS Lambd が ALB のバックエンドとして使えるようになったという発表があった。 話題としては、同時に発表されたLambda の COBOL サポート(なんでや)に完全に隠れてしまったが、これはものすごく画期的なサービスだ。 前回「サーバーレス…
最近、クラウドはもはや前提となり、さらにサーバレスが当たり前に使われるようになってきている。サーバーレスという言葉が出ると、サーバーばないという話ではないよ、という話が出たものだったけれど、もはやそんな枕言葉が不要になるくらいに普及してい…
富士通社のメインフレームと連携する必要のある仕事があった。 仕事では単に使える文字のチェックだけが行えればよかったので、結果さほど知識は必要なかったのだけど、個人的に興味がありプライベートで調べていたら結構詳しくなってしまったので備忘録も兼…
過去、何度かIPAの資料に基づき工数見積りを計算するためのエントリを書いた。今回のエントリは、その暫定解決編という位置づけとなる。 hidekatsu-izuno.hatenablog.com hidekatsu-izuno.hatenablog.com hidekatsu-izuno.hatenablog.com 前回までは、ロバス…
社内勉強会用に流用するつもりではあるんだけど、一度データモデリングについては考えをまとめておきたかったので、資料化してみました。 データモデリング・テクニック from Hidekatsu Izuno データモデリングについては、昔読んだ本を読み返したりもしたの…
仕事柄、プロジェクト管理についてはいつも関心を向けているのだけど、私自身があまりプロジェクト全体を管理する立場にないこともあり(基本、アーキなので)、なかなか考えをまとめる機会もなかった。たまたま、本屋でパラパラと PMBOK の本を眺めていて思…
仕事でDBのマイグレーションに関わっていて、データの移行に適した良いツールないかなと探していたところ embulk というツールを見つけた。結構、流行っているということで調べ始めたところ、実行ファイルが面白い仕組みになっている事に気づいた。 embulk …
以前のエントリでは、文献をベースに圧縮アルゴリズムの違いを一覧化したが、この度、Windows Subsystem for Linux がようやく一般公開されたので、その環境上で実際に各種圧縮プログラムでの圧縮効率を実測してみた。 データとして使ったのは、郵便番号ダウ…
ここ数年、超高速開発という言葉をよく聞くようになってきた。いくつかの製品が発表されただけではなく、「超高速開発コミニュティ」の設立されたり、日経コンピュータでも「広がる超高速開発」という記事が取り上げられるなど、ひそかにブームが起こりつつ…
前回のエントリでは、通常の回帰分析を用いて、機能数から工数を算出したが、その結果を見ると、経験的な工数に比べ、多少高めに出ているのではないという疑念があり、改善の余地があるのではないかと考えていた。 勘と経験よりもデータから求められた結果の…
[2018/07/01 追記] 過去に話題になったこともあり、このページに辿り着く方が多いようなのだが、係数導出の手法については継続的に改善を行っている。現時点では、「工数見積りの海を彷徨う・征服」というエントリに記載した「分位点回帰」を使うのがベスト…
基本、出不精(体型も)なので、こういう技術カンファレンスにはめったに参加しないのですが、最後の Seasar Conference らしいとの噂を聞きつけ、行ってきました。 あまり職務経歴上はSeasar2との関係はない(実案件でも最終的には使っていない)ということ…
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